型枠とは、鉄筋コンクリート建築物を造る時に、生コンが固まるまでの「せき板」や「支柱」のことです。

簡単にいうと型枠とは「外枠」のことです。

また型枠ブロックは通称「CP（Concrete Placing）」とも呼ばれています。

擁壁とは、崖や宅地の地面・地盤が崩壊しないようにせき止めるコンクリート系の構造物のことです。

❶一般的な建築用ブロックと比べると、厚みが厚く、中身の空洞が大きい

❷鉄筋コンクリート造と同等の強度がある

❸いろんなデザインがある

❹化粧型枠ブロックもある

❺通常、上面はフラット仕上で、下面はモルタルの付着が高まるようにゴツゴツしている

❻縦筋・横筋の鉄筋が入るような造りになっている

❼中身の仕切りは2か所ある

❽段数を積んでも、生コンクリートが下まで届くような構造になっている

❾設計上は、高さ2m以上施工できる

❿施工性に優れており、工期の短縮と省エネが期待できる

❶基本型

基本型とは、ベースとなるブロックのことです。

❷コーナー型

コーナー型とは、ブロックを積んだ時の横面のエンド（終点）に設置するブロックのことです。

❸水抜き型

水抜き型とは、基本型のデザインに「水抜き穴」があるブロックのことです。

❹ハンチ型

ハンチ型とは、部材端部の断面を一般部に比べて大きくした部分を持つブロックのことです。

ハンチ型があると、コンクリートの仕上げに自由度がでます。

❶型枠ブロックは、建築用ブロックよりも「厚み」が厚い

❷型枠ブロックは、建築用ブロックよりも中身の空洞が大きく、型枠の構造になっていることから、生コンがより多く入りやすい

❶見た目は、一般住宅の外構で見られるコンクリートブロック造の擁壁に見える

❷構造は限りなく、鉄筋コンクリート造の擁壁に近い構造を持つ

一般的な建築用ブロックで擁壁を造ると、土留めとして片側に土をかぶせてもよい段数は2〜3段までです。

もし、2〜3段以上で建築用ブロック擁壁を造ると、土砂の圧力に押されて、擁壁が傾く可能性が高まるのでNGになります。

また、型枠ブロック擁壁の高さは、原則最大2mまでです。

擁壁を2m以上にする時には、鉄筋コンクリート造擁壁か、間知ブロック擁壁にしなければなりません。

❶ブロック造で、高さが4段以上の擁壁を造りたい人

❷ブロック造で、高さが2m以下の擁壁を造りたい人

❸ブロック造の見た目でも良い人

❹鉄筋コンクリート擁壁よりもコストを安く抑えたい人