2022/07/24

ガーデンソーラーライトとは?仕組み・構成・種類・防水性・明るさ!

ガーデンソーラーライトがどんなものかご存じですか?

住宅のエクステリアには、ガーデンライトが設置されます。

ガーデンライトの中でも、太陽光発電機能を搭載したのが「ガーデンソーラーライト」です。

では、ガーデンソーラーライトとは一体どんなものなのでしょうか。

今回は、ガーデンソーラーライトとは・仕組み・構成・種類・防水性・明るさ についてわかりやすくご紹介します。

〇ガーデンライトとは何か?

ガーデンライトとは一体何でしょうか?

ガーデンライトとは、庭に設置できる屋外用の照明設備のことです。

雨・雪・風・太陽熱・紫外線に影響されません。

〇ガーデンソーラーライトとは何か?

ガーデンソーラーライトとは一体どんなものでしょうか?

ガーデンソーラーライトとは、太陽光を電源にした屋外用の照明設備のことです。

〇ガーデンソーラーライトのまとめ

項目 説明
①仕組み ガーデンソーラーライトの仕組みは、一般的に昼間に太陽光を浴びて発電し、発電した電力を充電池で貯め、夜間になると光センサーがオンになり点灯する仕組みです。

※ガーデンソーラーライトによって、若干仕組みが異なるものもあります。

➁構成 ガーデンソーラーライトの構成は、ソーラーパネル・充電池・LED・光センサーの4点を組み合わせたものです。

それぞれご紹介します。

❶ソーラーパネルとは?

ソーラーパネルとは、電気を発電する部分のことです。

〇ソーラーパネルの特徴

・ソーラーパネルは、太陽光パネル、太陽電池板、太陽電池モジュールなどと呼ばれている

・ソーラーパネルの目的は、太陽光を浴びて発電すること

・ソーラーパネルを構成する最小単位は「セル」

・ソーラーパネルには、シリコン系、化合物系、有機系のいずれかがある

・一般的には、ガーデンソーラーライトのトップに、ソーラーパネルがついている

・ソーラーパネルの寿命は約10年程(ただし年々劣化し、充電能力が落ちる)

❷充電池とは?

充電池とは、ソーラーパネルで発電した電気を一時的に貯める電池のことです。

〇充電池の特徴

・一般的にガーデンソーラーライト用には、主に単3形、単4形が使われる

・ニッケル水素電池が多い

・ニッケル水素充電池の寿命は約1年~1年半ほど

・リン酸鉄リチウムイオン充電池の寿命は約2年ほど

❸LEDとは?

LEDとは、発光ダイオードのことです。

〇LEDの特徴

・LEDとは「Light Emitting Diode」の頭文字のこと

・LEDには、光る半導体という意味がある

・寿命が長い

・消費電力が少ない

・応答が速い

・一般的には白色、赤、オレンジ、黄緑、青がある

❹光センサーとは?

光センサーとは、光の強弱を検知して電気信号に変換するセンサーのことです。

〇光センサーの特徴

・大半の物体を検知できる

・非接触で検知できる

・応答時間が短い

・分解能力が高い

・色の判別ができる

➂メリット ガーデンソーラーライトには、次の5点のメリットがあります。

・電源が全てソーラーパネルであれば、電気代がかからない

・光センサー付きであれば、自動でオンオフしてくれる

・夜間の防犯性を高めてくれる効果がある

・夜の庭を演出してくれる

・価格が安い

④デメリット ガーデンソーラーライトには、次の5点のデメリットがあります。

・曇りや雨の日は発電しない

・日陰では使えない

・ソーラーパネルが障害物に覆われると発電できない

・1年に1回ほど、充電池の交換が必要

・衝撃に弱い

⑤種類 ガーデンソーラーライトには、次の3つの種類があります。

❶スタンド型

スタンド型とは、床面にそのまま置けるガーデンソーラーライトのことです。

〇スタンド型の特徴

・設置は置くだけでよい

・インテリア性が高い

・豊富なデザインがある

・太陽光が当たる場所であれば自由にどこでも発電できる

・室内に持ち込んでも使える

・キャンプなどのアウトドアでも使える

❷壁掛け型

壁掛け型とは、建物の壁などに設置できるタイプのガーデンソーラーライトのことです。

〇壁掛け型の特徴

・高い場所に設置すれば広範囲で照らせる

・駐車場、サイクルポート、カーポート、ガレージなどの設置におすすめ

・人感センサーとセットにすれば、夜間帰宅しやすい

・設置には工具を使う必要がある

❸埋め込み型

埋め込み型とは、花壇や芝生などに差し込んで設置できるガーデンソーラーライトのことです。

〇埋め込み型の特徴

・ガーデニングを楽しむ方に向いている

・杭のような形状をしている

・柔らかい土であればどこでも設置ができる

・庭の花や樹木をライトアップできる

・設置に手間がかからない

・設置場所や角度を自由に変えられる

・雰囲気のある庭づくりができる

⑥防水性 ガーデンソーラーライトには、一般的に防水性能があります。

防水性能の高さは次の等級で表示されます。

❶「IP~」(IP = 防塵・防水)

❷「IPX~」(IPX = 防水機能のみ)

・IPX2:防滴

・IPX3~4が生活防水

・PX5以上が完全防水

⑦明るさ ガーデンソーラーライトは、明るさは「lm(ルーメン)」で表します。

❶170lm以上 = 20W

❷325lm以上 = 30W

❸485lm以上 = 40W

まとめ

今回は、ガーデンソーラーライトとは・仕組み・構成・種類・防水性・明るさ についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇ガーデンライトとは、庭に設置できる屋外用の照明設備のこと

〇ガーデンソーラーライトとは、太陽光を電源にした屋外用の照明設備のこと

〇ガーデンソーラーライトのまとめ

①ガーデンソーラーライトの仕組みは、一般的に昼間に太陽光を浴びて発電し、発電した電力を充電池で貯め、夜間になると光センサーがオンになり点灯する仕組み

➁ガーデンソーラーライトの構成は、ソーラーパネル・充電池・LED・光センサーの4点を組み合わせたもの

➂ガーデンソーラーライトには、5点のメリットがある

④ガーデンソーラーライトには、5点のデメリットがある

⑤ガーデンソーラーライトには、3つの種類がある

❶スタンド型

❷壁掛け型

❸埋め込み型

⑥ガーデンソーラーライトには、一般的に防水性能がある

⑦ガーデンソーラーライトは、明るさは「lm(ルーメン)」で表している