ガーデンソーラーライトとは?仕組み・構成・種類・防水性・明るさ!
エクステリア虎の巻ガーデンソーラーライトがどんなものかご存じですか?
住宅のエクステリアには、ガーデンライトが設置されます。
ガーデンライトの中でも、太陽光発電機能を搭載したのが「ガーデンソーラーライト」です。
では、ガーデンソーラーライトとは一体どんなものなのでしょうか。
今回は、ガーデンソーラーライトとは・仕組み・構成・種類・防水性・明るさ についてわかりやすくご紹介します。
〇ガーデンライトとは何か?
ガーデンライトとは一体何でしょうか?
ガーデンライトとは、庭に設置できる屋外用の照明設備のことです。
雨・雪・風・太陽熱・紫外線に影響されません。
〇ガーデンソーラーライトとは何か?
ガーデンソーラーライトとは一体どんなものでしょうか?
ガーデンソーラーライトとは、太陽光を電源にした屋外用の照明設備のことです。
〇ガーデンソーラーライトのまとめ
項目 | 説明 |
①仕組み | ガーデンソーラーライトの仕組みは、一般的に昼間に太陽光を浴びて発電し、発電した電力を充電池で貯め、夜間になると光センサーがオンになり点灯する仕組みです。
※ガーデンソーラーライトによって、若干仕組みが異なるものもあります。 |
➁構成 | ガーデンソーラーライトの構成は、ソーラーパネル・充電池・LED・光センサーの4点を組み合わせたものです。
それぞれご紹介します。 ❶ソーラーパネルとは? ソーラーパネルとは、電気を発電する部分のことです。 〇ソーラーパネルの特徴 ・ソーラーパネルは、太陽光パネル、太陽電池板、太陽電池モジュールなどと呼ばれている ・ソーラーパネルの目的は、太陽光を浴びて発電すること ・ソーラーパネルを構成する最小単位は「セル」 ・ソーラーパネルには、シリコン系、化合物系、有機系のいずれかがある ・一般的には、ガーデンソーラーライトのトップに、ソーラーパネルがついている ・ソーラーパネルの寿命は約10年程(ただし年々劣化し、充電能力が落ちる) ❷充電池とは? 充電池とは、ソーラーパネルで発電した電気を一時的に貯める電池のことです。 〇充電池の特徴 ・一般的にガーデンソーラーライト用には、主に単3形、単4形が使われる ・ニッケル水素電池が多い ・ニッケル水素充電池の寿命は約1年~1年半ほど ・リン酸鉄リチウムイオン充電池の寿命は約2年ほど ❸LEDとは? LEDとは、発光ダイオードのことです。 〇LEDの特徴 ・LEDとは「Light Emitting Diode」の頭文字のこと ・LEDには、光る半導体という意味がある ・寿命が長い ・消費電力が少ない ・応答が速い ・一般的には白色、赤、オレンジ、黄緑、青がある ❹光センサーとは? 光センサーとは、光の強弱を検知して電気信号に変換するセンサーのことです。 〇光センサーの特徴 ・大半の物体を検知できる ・非接触で検知できる ・応答時間が短い ・分解能力が高い ・色の判別ができる |
➂メリット | ガーデンソーラーライトには、次の5点のメリットがあります。
・電源が全てソーラーパネルであれば、電気代がかからない ・光センサー付きであれば、自動でオンオフしてくれる ・夜間の防犯性を高めてくれる効果がある ・夜の庭を演出してくれる ・価格が安い |
④デメリット | ガーデンソーラーライトには、次の5点のデメリットがあります。
・曇りや雨の日は発電しない ・日陰では使えない ・ソーラーパネルが障害物に覆われると発電できない ・1年に1回ほど、充電池の交換が必要 ・衝撃に弱い |
⑤種類 | ガーデンソーラーライトには、次の3つの種類があります。
❶スタンド型 スタンド型とは、床面にそのまま置けるガーデンソーラーライトのことです。 〇スタンド型の特徴 ・設置は置くだけでよい ・インテリア性が高い ・豊富なデザインがある ・太陽光が当たる場所であれば自由にどこでも発電できる ・室内に持ち込んでも使える ・キャンプなどのアウトドアでも使える ❷壁掛け型 壁掛け型とは、建物の壁などに設置できるタイプのガーデンソーラーライトのことです。 〇壁掛け型の特徴 ・高い場所に設置すれば広範囲で照らせる ・駐車場、サイクルポート、カーポート、ガレージなどの設置におすすめ ・人感センサーとセットにすれば、夜間帰宅しやすい ・設置には工具を使う必要がある ❸埋め込み型 埋め込み型とは、花壇や芝生などに差し込んで設置できるガーデンソーラーライトのことです。 〇埋め込み型の特徴 ・ガーデニングを楽しむ方に向いている ・杭のような形状をしている ・柔らかい土であればどこでも設置ができる ・庭の花や樹木をライトアップできる ・設置に手間がかからない ・設置場所や角度を自由に変えられる ・雰囲気のある庭づくりができる |
⑥防水性 | ガーデンソーラーライトには、一般的に防水性能があります。
防水性能の高さは次の等級で表示されます。 ❶「IP~」(IP = 防塵・防水) ❷「IPX~」(IPX = 防水機能のみ) ・IPX2:防滴 ・IPX3~4が生活防水 ・PX5以上が完全防水 |
⑦明るさ | ガーデンソーラーライトは、明るさは「lm(ルーメン)」で表します。
❶170lm以上 = 20W ❷325lm以上 = 30W ❸485lm以上 = 40W |
まとめ
今回は、ガーデンソーラーライトとは・仕組み・構成・種類・防水性・明るさ についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇ガーデンライトとは、庭に設置できる屋外用の照明設備のこと
〇ガーデンソーラーライトとは、太陽光を電源にした屋外用の照明設備のこと
〇ガーデンソーラーライトのまとめ
①ガーデンソーラーライトの仕組みは、一般的に昼間に太陽光を浴びて発電し、発電した電力を充電池で貯め、夜間になると光センサーがオンになり点灯する仕組み
➁ガーデンソーラーライトの構成は、ソーラーパネル・充電池・LED・光センサーの4点を組み合わせたもの
➂ガーデンソーラーライトには、5点のメリットがある
④ガーデンソーラーライトには、5点のデメリットがある
⑤ガーデンソーラーライトには、3つの種類がある
❶スタンド型
❷壁掛け型
❸埋め込み型
⑥ガーデンソーラーライトには、一般的に防水性能がある
⑦ガーデンソーラーライトは、明るさは「lm(ルーメン)」で表している