2022/06/15

外構の雑草対策とは?防草シート・固まる土・ウッドチップ!

外構の雑草対策をご検討中ですか?

住宅の外構が地面のままだと、やがて雑草だらけになります。

雑草は一度生えてくると、抜いて抜いても生え続けます。

こうなると雑草対策が必要になります。

では、一体どんな雑草対策があるのでしょうか。

今回は 外構の雑草対策とは・防草シート・固まる土・ウッドチップ についてわかりやすくご紹介します。

〇3つの雑草対策とは?

雑草対策には一体どんな対策があるのでしょうか?

主に次の3つの対策があります。

①抜く

最も一般的な雑草対策が「抜く」ことです。

こちらは人が手を使って雑草を抜く作業のことです。

確実ではありますが、時間がかかります。

➁枯らす

枯らすとは、薬剤を撒いて雑草を枯らすことです。

こちらは薬剤を撒くだけなので簡単です。

ただし自宅の外構で撒くと、小さいお子様やペットに害が及ぶおそれがあります。

そのため、できるだけ控えた方が賢明です。

➂防ぐ

防ぐとは、雑草が生える前に対策をとり、生えない状態にすることです。

こちらは一度行うと、効果が長続きし、しかも確実です。

〇「防ぐ」雑草対策のポイント

「防ぐ」雑草対策にはどんなポイントがあるのでしょうか?

次の6つのポイントがあります。

①長く生えてこない対策をとる

1つ目のポイントが「長く生えてこない対策をとる」ことです。

雑草対策をして、1回は結果が出ても、すぐに生えてくるようでは意味がありません。

1度対策したら、できるだけ長く生えてこないような対策をしましょう。

➁見栄えが良い対策をとる

2つ目のポイントが「見栄えが良い対策をとる」ことです。

いくら長い間、雑草対策ができても、見栄えが悪いと気分が良くありません。

できるだけ見栄えが良い対策をとりましょう。

➂施工が簡単な対策をとる

3つ目のポイントが「施工が簡単な対策をとる」ことです。

施工が面倒だと、手間がかかり、場合によってはきちんとできないことがあります。

初心者でも簡単にできるものにしましょう。

④掃除がしやすい対策にする

4つ目のポイントが「掃除がしやすい対策にする」ことです。

掃除がしにくい対策をしてしまうと、後々汚れが目立ってしまいます。

そうなると気分を害することになります。

掃除がしやすい対策をおすすめします。

⑤排水性が良い対策をとる

5つ目のポイントが「排水性が良い対策をとる」ことです。

排水性が悪いと、汚水が溜まってしまい、害虫の発生や異臭の原因になります。

排水が整った対策をしっかりととりましょう。

⑥コストがかからない対策をとる

6つ目が「コストがかからない対策をとる」ことです。

どんなに効果がある対策をとっても、コストがかかり過ぎると問題です。

気軽にできる程度のコストが良いでしょう。

次の章から具体的な外構での雑草対策についてご紹介します。

〇防草シート

防草シートは、雑草の上にシートを敷くだけで雑草対策ができます。

仕組みは雑草が成長するためのエネルギーである太陽光を遮断することで、光合成を止め、成長をストップさせる仕組みです。

価格の目安

デュポン 防草シート ザバーン 240BB 1×30m 12,257円~

〇固まる土

固まる土は、地面の上に敷き、水を撒くだけで固まり雑草対策ができます。

こちらも地面の表面を隠し、太陽光を遮断する仕組みです。

固まる土には、舗装材に使われる固まる材料が入っています。

また単に固まるだけでなく、土の持つ質感も損なわないことから見栄えも良いです。

価格の目安

固まる土ハイドサイド20kg(強度の高いタイプの固まる土です) 3,680円~

〇ウッドチップ

ウッドチップを地面の上に敷くことで雑草対策ができます。

こちらも地面をウッドチップでふさいで、太陽光を遮断する仕組みです。

ウッドチップとは、木を細かくチップ状に砕いた木素材のことです。

一般的にはサクラ・ヒノキ・スギなどが原料に使われます。

使い方は約10cmの厚みで地面にウッドチップを敷き、太陽光を遮り雑草の発生を抑制します。

天然素材なので環境にも優しく作用します。

価格の目安

ナチュラルウッドチップ100リットル(50リットル×2袋) 3,256円(税込)~

〇コンクリート床

コンクリート床を打設することで雑草対策ができます。

こちらも地面をコンクリートでふさいで太陽光を遮断する仕組みです。

コンクリート床であれば、ヒビが入らない限り雑草は生えてきません。

特に駐車場・駐輪場であればおすすめです。

価格の目安

コンクリート床 ㎡単価 12,000円~

〇タイル

タイルを張ることで、雑草対策ができます。

こちらも地面をタイルでふさいで太陽光を遮断する仕組みです。

タイル張りをすることでさまざまなメリットがあります。

❶見た目が良くなる

❷掃除がしやすい

❸メンテナンスがラクにできる

施工の手間・費用はかかりますが、後々のことを考えると雑草が生えてこないのでラクになります。

価格の目安

タイル張り施工費用 ㎡単価 約20,000円~

まとめ

今回は 外構の雑草対策とは・防草シート・固まる土・ウッドチップ についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇3つの雑草対策

①抜く

➁枯らす

➂防ぐ

〇「防ぐ」雑草対策のポイント

①長く生えてこない対策をとる

➁見栄えが良い対策をとる

➂施工が簡単な対策をとる

④掃除がしやすい対策にする

⑤排水性が良い対策をとる

⑥コストがかからない対策をとる

〇防草シートは、雑草の上にシートを敷くだけで雑草対策ができる

〇固まる土は、地面の上に敷き、水を撒くだけで固まり雑草対策ができる

〇ウッドチップを地面の上に敷くことで雑草対策ができる

〇コンクリート床を打設することで雑草対策ができる

〇タイルを張ることで、雑草対策ができる