外構の雑草対策とは?防草シート・固まる土・ウッドチップ!
エクステリア虎の巻外構の雑草対策をご検討中ですか?
住宅の外構が地面のままだと、やがて雑草だらけになります。
雑草は一度生えてくると、抜いて抜いても生え続けます。
こうなると雑草対策が必要になります。
では、一体どんな雑草対策があるのでしょうか。
今回は 外構の雑草対策とは・防草シート・固まる土・ウッドチップ についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇3つの雑草対策とは?
雑草対策には一体どんな対策があるのでしょうか?
主に次の3つの対策があります。
①抜く
最も一般的な雑草対策が「抜く」ことです。
こちらは人が手を使って雑草を抜く作業のことです。
確実ではありますが、時間がかかります。
➁枯らす
枯らすとは、薬剤を撒いて雑草を枯らすことです。
こちらは薬剤を撒くだけなので簡単です。
ただし自宅の外構で撒くと、小さいお子様やペットに害が及ぶおそれがあります。
そのため、できるだけ控えた方が賢明です。
➂防ぐ
防ぐとは、雑草が生える前に対策をとり、生えない状態にすることです。
こちらは一度行うと、効果が長続きし、しかも確実です。
〇「防ぐ」雑草対策のポイント
「防ぐ」雑草対策にはどんなポイントがあるのでしょうか?
次の6つのポイントがあります。
①長く生えてこない対策をとる
1つ目のポイントが「長く生えてこない対策をとる」ことです。
雑草対策をして、1回は結果が出ても、すぐに生えてくるようでは意味がありません。
1度対策したら、できるだけ長く生えてこないような対策をしましょう。
➁見栄えが良い対策をとる
2つ目のポイントが「見栄えが良い対策をとる」ことです。
いくら長い間、雑草対策ができても、見栄えが悪いと気分が良くありません。
できるだけ見栄えが良い対策をとりましょう。
➂施工が簡単な対策をとる
3つ目のポイントが「施工が簡単な対策をとる」ことです。
施工が面倒だと、手間がかかり、場合によってはきちんとできないことがあります。
初心者でも簡単にできるものにしましょう。
④掃除がしやすい対策にする
4つ目のポイントが「掃除がしやすい対策にする」ことです。
掃除がしにくい対策をしてしまうと、後々汚れが目立ってしまいます。
そうなると気分を害することになります。
掃除がしやすい対策をおすすめします。
⑤排水性が良い対策をとる
5つ目のポイントが「排水性が良い対策をとる」ことです。
排水性が悪いと、汚水が溜まってしまい、害虫の発生や異臭の原因になります。
排水が整った対策をしっかりととりましょう。
⑥コストがかからない対策をとる
6つ目が「コストがかからない対策をとる」ことです。
どんなに効果がある対策をとっても、コストがかかり過ぎると問題です。
気軽にできる程度のコストが良いでしょう。
次の章から具体的な外構での雑草対策についてご紹介します。
〇防草シート
防草シートは、雑草の上にシートを敷くだけで雑草対策ができます。
仕組みは雑草が成長するためのエネルギーである太陽光を遮断することで、光合成を止め、成長をストップさせる仕組みです。
価格の目安
デュポン 防草シート ザバーン 240BB 1×30m | 12,257円~ |
〇固まる土
固まる土は、地面の上に敷き、水を撒くだけで固まり雑草対策ができます。
こちらも地面の表面を隠し、太陽光を遮断する仕組みです。
固まる土には、舗装材に使われる固まる材料が入っています。
また単に固まるだけでなく、土の持つ質感も損なわないことから見栄えも良いです。
価格の目安
固まる土ハイドサイド20kg(強度の高いタイプの固まる土です) | 3,680円~ |
〇ウッドチップ
ウッドチップを地面の上に敷くことで雑草対策ができます。
こちらも地面をウッドチップでふさいで、太陽光を遮断する仕組みです。
ウッドチップとは、木を細かくチップ状に砕いた木素材のことです。
一般的にはサクラ・ヒノキ・スギなどが原料に使われます。
使い方は約10cmの厚みで地面にウッドチップを敷き、太陽光を遮り雑草の発生を抑制します。
天然素材なので環境にも優しく作用します。
価格の目安
ナチュラルウッドチップ100リットル(50リットル×2袋) | 3,256円(税込)~ |
〇コンクリート床
コンクリート床を打設することで雑草対策ができます。
こちらも地面をコンクリートでふさいで太陽光を遮断する仕組みです。
コンクリート床であれば、ヒビが入らない限り雑草は生えてきません。
特に駐車場・駐輪場であればおすすめです。
価格の目安
コンクリート床 ㎡単価 | 12,000円~ |
〇タイル
タイルを張ることで、雑草対策ができます。
こちらも地面をタイルでふさいで太陽光を遮断する仕組みです。
タイル張りをすることでさまざまなメリットがあります。
❶見た目が良くなる
❷掃除がしやすい
❸メンテナンスがラクにできる
施工の手間・費用はかかりますが、後々のことを考えると雑草が生えてこないのでラクになります。
価格の目安
タイル張り施工費用 ㎡単価 | 約20,000円~ |
まとめ
今回は 外構の雑草対策とは・防草シート・固まる土・ウッドチップ についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇3つの雑草対策
①抜く
➁枯らす
➂防ぐ
〇「防ぐ」雑草対策のポイント
①長く生えてこない対策をとる
➁見栄えが良い対策をとる
➂施工が簡単な対策をとる
④掃除がしやすい対策にする
⑤排水性が良い対策をとる
⑥コストがかからない対策をとる
〇防草シートは、雑草の上にシートを敷くだけで雑草対策ができる
〇固まる土は、地面の上に敷き、水を撒くだけで固まり雑草対策ができる
〇ウッドチップを地面の上に敷くことで雑草対策ができる
〇コンクリート床を打設することで雑草対策ができる
〇タイルを張ることで、雑草対策ができる