外構での立水栓とは?外用水栓・立水栓の種類・デザインのタイプ!
エクステリア虎の巻外構に立水栓を導入する予定ですか?
住宅の外構では樹木への水やり、駐車スペースや道路への水まきなど、大量の水が必要になります。
そんな時に役に立つのが「立水栓(りっすいせん)」です。
では、立水栓とはどんなものなのでしょうか。
今回は 外構での立水栓とは・外用水栓・立水栓の種類・デザインのタイプ についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇外用水栓とは?
外用水栓とは一体どんなものでしょうか?
外用水栓とは、住宅の外構に設置された水栓のことです。
簡単にいうと、屋外に設置された水栓のことになります。
外用水栓には次の3つがあります。
❶立水栓
❷散水栓
❸壁水栓
〇水栓とは?
水栓とは一体どんなものでしょうか?
水栓とは、水道の水を出したり止めたりすることができる給水口のことです。
主に次の3つがあります。
❶蛇口
❷レバー
❸ハンドル(バルブ)
〇立水栓とは?
立水栓とは一体どんなものでしょうか?
立水栓とは、屋外設置用の柱タイプの水栓設備のことです。
地面から柱型の給水管が出ており、先端に蛇口がついています。
特徴は屋内の水道のように、立って手を洗ったりすることできることです。
ただし高さ的には、大人の腰の高さよりも低いものが一般的です。
基本的に、給水口には蛇口が使われています。
柱タイプなので、スタイリッシュなデザインであれば、外構のデザイン性が高まります。
〇散水栓とは?
散水栓とは一体どんなものでしょうか?
散水栓とは、地中に設置してあるタイプの水栓設備のことです。
通常、使う時にはフタを開け、蛇口をひねれば水がでます。
メリットは、通常は地面の中に隠しておくことができることです。
デメリットは、使用するにはホースが必要なことです。
門まわりやカーポートの近くに設置されます。
〇壁水栓とは?
壁水栓とは一体どんなものでしょうか?
壁水栓とは、住宅の壁から蛇口が飛び出しているタイプの給水設備のことです。
デメリットは、汚れたものを洗うと、住宅の壁に汚れが飛び散ってしまうことです。
〇立水栓の種類
立水栓には一体どんな種類があるのでしょうか?
主に次の3つのタイプがあります。
それぞれご紹介します。
①立水栓単独タイプ
立水栓単独タイプとは、立水栓のみのタイプのことです。
見た目は立水栓が地面やコンクリート床から顔を出しているタイプです。
どこでも設置でき、最も一般的です。
➁立水栓&ガーデンパンタイプ
立水栓&ガーデンパンタイプとは、立水栓が立つ床面にガーデンパンが設置されたタイプです。
ガーデンパンとは、立水栓の床面に設置する水受けのことです。
ガーデンパンがあることで、水が飛び散ったり、水たまりができたりすることを防いでくれます。
➂ガーデンシンクタイプ
ガーデンシンクタイプとは、屋外用の流し台のことです。
ガーデンシンクがあることで、屋内と同じように水道の水を使うことができます。
庭でバーベキューをした時など、食器や機材をその場で洗うことができます。
〇立水栓の構造
立水栓の構造は一体どうなっているのでしょうか?
立水栓は主に次の4つのパーツでできています。
それぞれご紹介します。
①蛇口
蛇口とは、立ち上がり管から上がってきた水を出したり、止めたりする装置のことです。
➁立ち上がり管(ポール)
立ち上がり管とは、水道管の水を蛇口のところまで上げている管のことです。
ポールともいいます。
➂水抜きハンドル
水抜きハンドルとは、水道管の水を抜くためのハンドルのことです。
使い方は、水抜きハンドルを締め、蛇口を開けると、立ち上がり管に空気が入り
水が下に落ちていきます。
凍結深度以下まで落ちた水は、排水部より排水されます。
④排水部
排水部とは水を抜くための排水口のことです。
〇立水栓の施工のタイプ
立水栓には次の2つの施工のタイプがあります。
それぞれご紹介します。
①実施工タイプ
実施工タイプとは、立水栓の本体を施工するタイプのことです。
具体的には、地中に埋められている水道管よりも上は全て施工の対象になります。
➁カバー設置タイプ
カバー設置タイプとは、立水栓の本体にカバーをかぶせるタイプのことです。
スマホでいうと、スマホのカバーのようなものになります。
現在はあらゆるタイプのカバーがあり、簡単に設置することができます。
〇立水栓のデザインのタイプ
立水栓には一体どんなデザインがあるのでしょうか?
主に次の4つのデザインがあります。
①シンプル&モダンタイプ
シンプル&モダンタイプとは、シンプルなデザインとモダンなテイストを合わせ持つ立水栓のことです。
➁ナチュラルタイプ
ナチュラルタイプとは、自然な庭のイメージにぴったりとフィットする立水栓のことです。
➂クラシックタイプ
クラシックタイプとは、イングリッシュ風のレトロ感を醸し出す立水栓のことです。
④ジャパニーズタイプ
ジャパニーズタイプとは、和テイストがあふれる日本庭園にぴったりの立水栓のことです。
まとめ
今回は 外構での立水栓とは・外用水栓・立水栓の種類・デザインのタイプ についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇外用水栓とは、住宅の外構に設置された水栓のこと
〇水栓とは、水道の水を出したり止めたりすることができる給水口のこと
〇立水栓とは、屋外設置用の柱タイプの水栓設備のこと
〇散水栓とは、地中に設置してあるタイプの水栓設備のこと
〇壁水栓とは、住宅の壁から蛇口が飛び出しているタイプの給水設備のこと
〇立水栓の種類
①立水栓単独タイプ
➁立水栓&ガーデンパンタイプ
➂ガーデンシンクタイプ
〇立水栓の構造
①蛇口
➁立ち上がり管(ポール)
➂水抜きハンドル
④排水部
〇立水栓の施工のタイプ
①実施工タイプ
➁カバー設置タイプ
〇立水栓のデザインのタイプ
①シンプル&モダンタイプ
➁ナチュラルタイプ
➂クラシックタイプ
④ジャパニーズタイプ