2022/04/10

外構での玄関アプローチの動線とは?動線設計で意識すること!

玄関アプローチの動線を意識して造られていますか?

玄関アプローチは、住人や訪問者が使う大事な外構です。

もし使いにくかったり、見栄えが悪いと残念な気持ちになります。

できれば使いやすく、人が羨ましがるような玄関アプローチが欲しいところです。

では、玄関アプローチの動線はどんなことを意識すれば良いのでしょうか。

今回は 外構での玄関アプローチの動線とは・動線設計で意識すること についてわかりやすくご紹介します。

〇外構とは何か?

外構とは何でしょうか?

外構とは、敷地内の住宅以外の部分のことです。

具体的には門まわり・玄関アプローチ・駐車場・庭・テラス・ウッドデッキなどです。

〇玄関アプローチとは何か?

玄関 アプローチとは一体何でしょうか?

玄関アプローチとは、門扉と玄関をつなぐ通路のことです。

玄関アプローチには「玄関に至る小道」という意味があります。

〇玄関アプローチの注意点とは?

玄関アプローチはどんなことに注意すれば良いのでしょうか?

次の6つの点に気をつけましょう。

①家のテイストに合わせる

1つ目の注意点が「家のテイストに合わせる」ことです。

玄関アプローチは家のテイストに合わせましょう。

家のテイストが和風であれば和風、洋風であれば洋風、モノトーン調であればモノトーン調に合わせましょう。

もし合わせないと、バラバラなテイストの家になってしまいます。

➁庭・駐車場との相性を良くする

2つ目の注意点が「庭・駐車場との相性を良くする」ことです。

外構で玄関アプローチと直接つながっているのが庭・駐車場などです。

これらと相性が悪いと、移動にストレスがかかります。

庭・駐車場と相性を良くし、移動がイージーになるようにしましょう。

➂機能性を上げる

3つ目の注意点が「機能性を上げる」ことです。

玄関アプローチは、外構の中でも住人や客人が最も通る場所です。

そのため、他の外構よりも高い機能性が必要です。

具体的には通りやすさ、滑りにくさ、水はけの良さ、雑草の生えにくさなどが求められます。

④適正な施工コスト

4つ目の注意点が「適正な施工コスト」です。

どんなに良い玄関アプローチであっても、施工コストが高すぎると良くありません。

適正な施工コストで、施工しましょう。

⑤イメージ通りのデザインにする

5つ目の注意点が「イメージ通りのデザインにする」ことです。

外構をオーナーのイメージ通りにするのは簡単ではありません。

施工業者にしっかりとイメージを伝え、できるだけ思った通りの玄関アプローチを造りあげましょう。

⑥使い勝手が良い動線にする

6つ目の注意点が「使い勝手が良い動線にする」ことです。

玄関アプローチの動線は、使い勝手の良さが肝心です。

使い勝手が悪い設計だと、だんだんとストレスが溜まってきます。

こうなると失敗です。

使い勝手が良い動線になるように設計しましょう。

次の章では玄関アプローチの動線についてご紹介します。

〇動線とは何か?

動線とは一体何でしょうか?

動線とは、人が移動するための決まったルートのことです。

簡単にいうと「〇〇へ行く道すじ」のことです。

外構でいうと門扉~玄関、玄関~駐車場、玄関~庭などへつながる道のことです。

〇玄関アプローチの動線とは?

玄関アプローチの動線とはどんなものでしょうか?

玄関アプローチの動線とは、住人や訪問者を次の場所に誘導するためのものです。

住人や訪問者の移動の目的が決まっているので、目的に合わせた設計がされます。

〇玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイント!

玄関アプローチの動線設計には意識するポイントがあります。

では、どんなポイントなのでしょうか。

こちらでは玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイントについてご紹介します。

①門扉から玄関までの誘導

1つ目のポイントが「門扉から玄関までの誘導」に関してです。

こちらは玄関アプローチのメインの誘導になります。

毎日使う、最も重要な動線です。

最短距離で結ぶ、周りの景色を眺めながら歩ける、防犯を意識するなど、さまざまな設計の課題があります。

また、素材にこだわることで、印象も大きく変えることができます。

➁玄関からカーポートまでの誘導

2つ目のポイントが「玄関からカーポートまでの誘導」に関してです。

こちらは玄関アプローチの動線でも、メインに次いで大事な動線です。

最低でも、雨の日を想定した設計を意識しましょう。

具体的には玄関ポーチの庇(ひさし)と、カーポートの屋根がつながり、住人が濡れないようにすることが大事です。

また、滑らないようにグリップの効いた床面にし、足元は極力段差をなくし、転倒を防止できるように側壁には手すりなどを設けましょう。

➂玄関から庭までの誘導

3つ目のポイントが「玄関から庭までの誘導」に関してです。

こちらは、いつも利用するものでなく、土日など休日に利用する動線です。

ポイントは、動線に花壇を造ったり、植栽を植えたりすることで、仕事を忘れさせることを意識した設計にすることです。

まとめ

今回は 外構での玄関アプローチの動線とは・動線設計で意識すること についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇外構とは、敷地内の住宅以外の部分のこと

〇玄関アプローチとは、門扉と玄関をつなぐ通路のこと

〇玄関アプローチの注意点

・家のテイストに合わせる

・庭・駐車場との相性を良くする

・機能性を上げる

・適正な施工コスト

・イメージ通りのデザインにする

・使い勝手が良い動線にする

〇動線とは、人が移動するための決まったルートのこと

〇玄関アプローチの動線とは、住人や訪問者を次の場所に誘導するためのもの

〇玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイント

・門扉から玄関までの誘導

・玄関からカーポートまでの誘導

・玄関から庭までの誘導