外構での玄関アプローチの動線とは?動線設計で意識すること!
エクステリア虎の巻玄関アプローチの動線を意識して造られていますか?
玄関アプローチは、住人や訪問者が使う大事な外構です。
もし使いにくかったり、見栄えが悪いと残念な気持ちになります。
できれば使いやすく、人が羨ましがるような玄関アプローチが欲しいところです。
では、玄関アプローチの動線はどんなことを意識すれば良いのでしょうか。
今回は 外構での玄関アプローチの動線とは・動線設計で意識すること についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇外構とは何か?
外構とは何でしょうか?
外構とは、敷地内の住宅以外の部分のことです。
具体的には門まわり・玄関アプローチ・駐車場・庭・テラス・ウッドデッキなどです。
〇玄関アプローチとは何か?
玄関 アプローチとは一体何でしょうか?
玄関アプローチとは、門扉と玄関をつなぐ通路のことです。
玄関アプローチには「玄関に至る小道」という意味があります。
〇玄関アプローチの注意点とは?
玄関アプローチはどんなことに注意すれば良いのでしょうか?
次の6つの点に気をつけましょう。
①家のテイストに合わせる
1つ目の注意点が「家のテイストに合わせる」ことです。
玄関アプローチは家のテイストに合わせましょう。
家のテイストが和風であれば和風、洋風であれば洋風、モノトーン調であればモノトーン調に合わせましょう。
もし合わせないと、バラバラなテイストの家になってしまいます。
➁庭・駐車場との相性を良くする
2つ目の注意点が「庭・駐車場との相性を良くする」ことです。
外構で玄関アプローチと直接つながっているのが庭・駐車場などです。
これらと相性が悪いと、移動にストレスがかかります。
庭・駐車場と相性を良くし、移動がイージーになるようにしましょう。
➂機能性を上げる
3つ目の注意点が「機能性を上げる」ことです。
玄関アプローチは、外構の中でも住人や客人が最も通る場所です。
そのため、他の外構よりも高い機能性が必要です。
具体的には通りやすさ、滑りにくさ、水はけの良さ、雑草の生えにくさなどが求められます。
④適正な施工コスト
4つ目の注意点が「適正な施工コスト」です。
どんなに良い玄関アプローチであっても、施工コストが高すぎると良くありません。
適正な施工コストで、施工しましょう。
⑤イメージ通りのデザインにする
5つ目の注意点が「イメージ通りのデザインにする」ことです。
外構をオーナーのイメージ通りにするのは簡単ではありません。
施工業者にしっかりとイメージを伝え、できるだけ思った通りの玄関アプローチを造りあげましょう。
⑥使い勝手が良い動線にする
6つ目の注意点が「使い勝手が良い動線にする」ことです。
玄関アプローチの動線は、使い勝手の良さが肝心です。
使い勝手が悪い設計だと、だんだんとストレスが溜まってきます。
こうなると失敗です。
使い勝手が良い動線になるように設計しましょう。
次の章では玄関アプローチの動線についてご紹介します。
〇動線とは何か?
動線とは一体何でしょうか?
動線とは、人が移動するための決まったルートのことです。
簡単にいうと「〇〇へ行く道すじ」のことです。
外構でいうと門扉~玄関、玄関~駐車場、玄関~庭などへつながる道のことです。
〇玄関アプローチの動線とは?
玄関アプローチの動線とはどんなものでしょうか?
玄関アプローチの動線とは、住人や訪問者を次の場所に誘導するためのものです。
住人や訪問者の移動の目的が決まっているので、目的に合わせた設計がされます。
〇玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイント!
玄関アプローチの動線設計には意識するポイントがあります。
では、どんなポイントなのでしょうか。
こちらでは玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイントについてご紹介します。
①門扉から玄関までの誘導
1つ目のポイントが「門扉から玄関までの誘導」に関してです。
こちらは玄関アプローチのメインの誘導になります。
毎日使う、最も重要な動線です。
最短距離で結ぶ、周りの景色を眺めながら歩ける、防犯を意識するなど、さまざまな設計の課題があります。
また、素材にこだわることで、印象も大きく変えることができます。
➁玄関からカーポートまでの誘導
2つ目のポイントが「玄関からカーポートまでの誘導」に関してです。
こちらは玄関アプローチの動線でも、メインに次いで大事な動線です。
最低でも、雨の日を想定した設計を意識しましょう。
具体的には玄関ポーチの庇(ひさし)と、カーポートの屋根がつながり、住人が濡れないようにすることが大事です。
また、滑らないようにグリップの効いた床面にし、足元は極力段差をなくし、転倒を防止できるように側壁には手すりなどを設けましょう。
➂玄関から庭までの誘導
3つ目のポイントが「玄関から庭までの誘導」に関してです。
こちらは、いつも利用するものでなく、土日など休日に利用する動線です。
ポイントは、動線に花壇を造ったり、植栽を植えたりすることで、仕事を忘れさせることを意識した設計にすることです。
まとめ
今回は 外構での玄関アプローチの動線とは・動線設計で意識すること についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇外構とは、敷地内の住宅以外の部分のこと
〇玄関アプローチとは、門扉と玄関をつなぐ通路のこと
〇玄関アプローチの注意点
・家のテイストに合わせる
・庭・駐車場との相性を良くする
・機能性を上げる
・適正な施工コスト
・イメージ通りのデザインにする
・使い勝手が良い動線にする
〇動線とは、人が移動するための決まったルートのこと
〇玄関アプローチの動線とは、住人や訪問者を次の場所に誘導するためのもの
〇玄関アプローチの動線設計で意識する3つのポイント
・門扉から玄関までの誘導
・玄関からカーポートまでの誘導
・玄関から庭までの誘導