2022/01/28

外構工事業者の選び方!過去実績・得意分野・保証・経営年数!

外構工事業者をどんな基準で選んでいますか?

家の新築や庭のリフォームをすると、外構工事が発生します。

そんな中、最近ネットで多くの外構工事業者が、施工事例を公開しています。

どれもおしゃれで、ステキに見えますが、正直どこに頼んで良いのかわかりません。

できれば外構工事業者を選ぶ基準を知りたいところです。

では、一体どんな基準で選べば良いのでしょうか。

今回は 外構工事業者の選び方・過去実績・得意分野・保証・経営年数 についてわかりやすくご紹介します。

〇外構とは何か?

外構とは一体何でしょうか?

外構とは、敷地内の住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」のことです。

ちなみに土台部分とは地面から下の部分のことで、エクステリア部分とは地面から上の部分のことです。

〇外構工事業者とは何か?

外構工事業者とは一体何でしょうか?

外構工事業者とは、住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」の工事を行う業者のことです。

一般的には「外構工事専門施工会社」のことになります。

〇外構工事に必要な建設業許可

外構工事に必要な建設業許可があることをご存じですか?

外構工事を行うには次の5つの建設業許可のうち、いずれかが必要です。

❶建築工事業

❷造園工事業

❸とび・土工工事業

❹石工事業

❺タイル・レンガ・ブロック工事業

ただし、税込請負金額500万円未満の工事であれば、建設業許可がなくても請け負うことができます。

〇外構工事の窓口

外構工事を依頼するには、どこに依頼すれば良いのでしょうか?

外構工事は次の6つの窓口から依頼できます。

❶外構工事業者

❷エクステリア業者

❸地元のサッシ屋さん

❹ホームセンター

❺ハウスメーカー

❻工務店

ただし、どこに依頼しても最終的には外構工事の専門家である「外構工事専門施工会社」が現場工事を請け負います。

次の章では、外構工事業者の選び方についてご紹介します。

①過去実績で選ぶ

1つ目が「過去実績で選ぶ」ことです。

理由は、実績数が多く、仕上がりが良ければ信用できるからです。

逆に過去実績を見せてくれない業者は避けた方が良いでしょう。

どの業界にもありますが、セールスマンは話を盛がちです。

セールスマンの話をそのまま信じて依頼すると、たいがい失敗します。

できるだけ多くの過去実績を見せてもらい、さらにお客さんから直接話が聞ける業者を選びましょう。

➁エンドユーザー型で選ぶ

2つ目が「エンドユーザー型で選ぶ」ことです。

理由はエンドユーザー型であれば「外構工事専門施工会社」だからです。

外構工事専門施工会社であれば、外構工事の専門家なので確実に仕事をやり遂げてくれます。

また、営業会社や管理会社との関係がないので、価格も適正価格でやってくれます。

➂業者の得意分野で選ぶ

3つ目が「業者の得意分野で選ぶ」ことです。

理由は、業者の得意分野であれば、ほぼ問題なく仕事をやり遂げてくれるからです。

実は外構工事といっても範囲が広く、あらゆる工事があります。

総合外構工事業者であれば、ある程度ほとんどのことをカバーすることができます。ところが規模が小さいと全てには対応できません。

そこでフェンスのみであればフェンス会社。

植樹・花壇の設置であれば造園業者。

などのように業者の得意分野で選んだ方が、仕事が確実で価格も安くすることができます。

④保証・アフターサービスで選ぶ

4つ目が「保証・アフターサービスで選ぶ」ことです。

理由は、工事後に不具合がでることがあるからです。

あってはならないことですが、工事後に実際に使ってみると不具合が起こることがあります。

保証・アフターサービスをやってくれる業者と契約すると、不具合の修理にかかった費用の負担は発生しません。

⑤担当者の態度・信頼性で選ぶ

5つ目が「担当者の態度・信頼性で選ぶ」ことです。

理由は、担当者の態度が悪かったり、信頼性がないと安心して依頼できないからです。

当然ですが、業者にはいろんな人がいます。

常識的で信用できる人もいれば、逆に非常識で信用できない人もいます。

業者の見抜き方は、どんなに急いでいても、何度が電話で詳しい話をしてみましょう。

何度詳しい話をしても、相手が毎回態度を変えずに丁寧に答えてくれたら、ある程度信用することはできます。

⑥見積もりの正確性で選ぶ

6つ目が「見積もりの正確性で選ぶ」ことです。

見積もりを見ると、業者の仕事内容がわかります。

雑な業者になると「工事一式」で終わらせるところがあります。

見積りが正確で、丁寧な業者を選びましょう。

そうすれば確率的に正確で丁寧な工事を行ってくれます。

⑦常識的な価格で選ぶ

7つ目が「常識的な価格で選ぶ」ことです。

相見積もりを依頼すると、他社よりも極端に安い業者があります。

他社よりも安いと、やはり依頼したくなります。

ただし極端に安いと、後々トラブルが起こることがあります。

最悪なのが追加料金が発生するケースです。

⑧経営年数の長さで選ぶ

8つ目が「経営年数の長さで選ぶ」ことです。

経営年数が長い業者は、少なくともお客さんからの信頼がある業者ということです。

逆に経営年数が短い業者は、まだお客さんからの信頼が少ない業者です。

できるだけ経営年数が長い業者を選びましょう。

まとめ

今回は 外構工事業者の選び方・過去実績・得意分野・保証・経営年数 についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇外構とは、敷地内の住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」のこと

〇外構工事業者とは「外構工事専門施工会社」のこと

〇外構工事を行うには建設業許可が必要

〇外構工事は6つの窓口から依頼できる

外構工事業者の選び方は次の通りです。

①過去実績で選ぶ

➁エンドユーザー型で選ぶ

➂業者の得意分野で選ぶ

④保証・アフターサービスで選ぶ

⑤担当者の態度・信頼性で選ぶ

⑥見積もりの正確性で選ぶ

⑦常識的な価格で選ぶ

⑧経営年数の長さで選ぶ