外構工事業者の選び方!過去実績・得意分野・保証・経営年数!
エクステリア虎の巻外構工事業者をどんな基準で選んでいますか?
家の新築や庭のリフォームをすると、外構工事が発生します。
そんな中、最近ネットで多くの外構工事業者が、施工事例を公開しています。
どれもおしゃれで、ステキに見えますが、正直どこに頼んで良いのかわかりません。
できれば外構工事業者を選ぶ基準を知りたいところです。
では、一体どんな基準で選べば良いのでしょうか。
今回は 外構工事業者の選び方・過去実績・得意分野・保証・経営年数 についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇外構とは何か?
外構とは一体何でしょうか?
外構とは、敷地内の住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」のことです。
ちなみに土台部分とは地面から下の部分のことで、エクステリア部分とは地面から上の部分のことです。
〇外構工事業者とは何か?
外構工事業者とは一体何でしょうか?
外構工事業者とは、住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」の工事を行う業者のことです。
一般的には「外構工事専門施工会社」のことになります。
〇外構工事に必要な建設業許可
外構工事に必要な建設業許可があることをご存じですか?
外構工事を行うには次の5つの建設業許可のうち、いずれかが必要です。
❶建築工事業
❷造園工事業
❸とび・土工工事業
❹石工事業
❺タイル・レンガ・ブロック工事業
ただし、税込請負金額500万円未満の工事であれば、建設業許可がなくても請け負うことができます。
〇外構工事の窓口
外構工事を依頼するには、どこに依頼すれば良いのでしょうか?
外構工事は次の6つの窓口から依頼できます。
❶外構工事業者
❷エクステリア業者
❸地元のサッシ屋さん
❹ホームセンター
❺ハウスメーカー
❻工務店
ただし、どこに依頼しても最終的には外構工事の専門家である「外構工事専門施工会社」が現場工事を請け負います。
次の章では、外構工事業者の選び方についてご紹介します。
①過去実績で選ぶ
1つ目が「過去実績で選ぶ」ことです。
理由は、実績数が多く、仕上がりが良ければ信用できるからです。
逆に過去実績を見せてくれない業者は避けた方が良いでしょう。
どの業界にもありますが、セールスマンは話を盛がちです。
セールスマンの話をそのまま信じて依頼すると、たいがい失敗します。
できるだけ多くの過去実績を見せてもらい、さらにお客さんから直接話が聞ける業者を選びましょう。
➁エンドユーザー型で選ぶ
2つ目が「エンドユーザー型で選ぶ」ことです。
理由はエンドユーザー型であれば「外構工事専門施工会社」だからです。
外構工事専門施工会社であれば、外構工事の専門家なので確実に仕事をやり遂げてくれます。
また、営業会社や管理会社との関係がないので、価格も適正価格でやってくれます。
➂業者の得意分野で選ぶ
3つ目が「業者の得意分野で選ぶ」ことです。
理由は、業者の得意分野であれば、ほぼ問題なく仕事をやり遂げてくれるからです。
実は外構工事といっても範囲が広く、あらゆる工事があります。
総合外構工事業者であれば、ある程度ほとんどのことをカバーすることができます。ところが規模が小さいと全てには対応できません。
そこでフェンスのみであればフェンス会社。
植樹・花壇の設置であれば造園業者。
などのように業者の得意分野で選んだ方が、仕事が確実で価格も安くすることができます。
④保証・アフターサービスで選ぶ
4つ目が「保証・アフターサービスで選ぶ」ことです。
理由は、工事後に不具合がでることがあるからです。
あってはならないことですが、工事後に実際に使ってみると不具合が起こることがあります。
保証・アフターサービスをやってくれる業者と契約すると、不具合の修理にかかった費用の負担は発生しません。
⑤担当者の態度・信頼性で選ぶ
5つ目が「担当者の態度・信頼性で選ぶ」ことです。
理由は、担当者の態度が悪かったり、信頼性がないと安心して依頼できないからです。
当然ですが、業者にはいろんな人がいます。
常識的で信用できる人もいれば、逆に非常識で信用できない人もいます。
業者の見抜き方は、どんなに急いでいても、何度が電話で詳しい話をしてみましょう。
何度詳しい話をしても、相手が毎回態度を変えずに丁寧に答えてくれたら、ある程度信用することはできます。
⑥見積もりの正確性で選ぶ
6つ目が「見積もりの正確性で選ぶ」ことです。
見積もりを見ると、業者の仕事内容がわかります。
雑な業者になると「工事一式」で終わらせるところがあります。
見積りが正確で、丁寧な業者を選びましょう。
そうすれば確率的に正確で丁寧な工事を行ってくれます。
⑦常識的な価格で選ぶ
7つ目が「常識的な価格で選ぶ」ことです。
相見積もりを依頼すると、他社よりも極端に安い業者があります。
他社よりも安いと、やはり依頼したくなります。
ただし極端に安いと、後々トラブルが起こることがあります。
最悪なのが追加料金が発生するケースです。
⑧経営年数の長さで選ぶ
8つ目が「経営年数の長さで選ぶ」ことです。
経営年数が長い業者は、少なくともお客さんからの信頼がある業者ということです。
逆に経営年数が短い業者は、まだお客さんからの信頼が少ない業者です。
できるだけ経営年数が長い業者を選びましょう。
まとめ
今回は 外構工事業者の選び方・過去実績・得意分野・保証・経営年数 についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇外構とは、敷地内の住宅の本体以外の「土台部分」と「エクステリア部分」のこと
〇外構工事業者とは「外構工事専門施工会社」のこと
〇外構工事を行うには建設業許可が必要
〇外構工事は6つの窓口から依頼できる
外構工事業者の選び方は次の通りです。
①過去実績で選ぶ
➁エンドユーザー型で選ぶ
➂業者の得意分野で選ぶ
④保証・アフターサービスで選ぶ
⑤担当者の態度・信頼性で選ぶ
⑥見積もりの正確性で選ぶ
⑦常識的な価格で選ぶ
⑧経営年数の長さで選ぶ