2022/01/02

オープン外構とは何か?スタイル・メリット・デメリット!

オープン 外構とはどんなものかご存じでしょうか?

オープン 外構は住宅の外構スタイルの1つです。

そのスタイルの中で、最近多く採用されているのがオープン外構です。

では、オープン外構とは一体どんな外構なのでしょうか。

今回は オープン外構とは何か・スタイル・メリット・デメリット についてわかりやすくご紹介します。

〇外構とは何か?

外構とは一体何でしょうか?

外構とは、敷地内の土台部分の外部基礎構造体のことです。

一般的には主に土留(どどめ)め、擁壁(ようへき)、エクステリアの土台工事のことをいいます。

またエクステリアとも言い換えることができます。

〇外構の3つのスタイル

外構には次の3つのスタイルがあります。

オープン外構スタイル、クローズ外構スタイル、セミクローズ外構スタイルです。

これらの見た目の違いは、外壁・フェンスの開放度に違いがあります。

開放度が高いほど、道路から敷地の中を良く見渡すことができます。

オープン外構スタイルが最も開放度が高く、次にセミクローズ外構スタイルです。

クローズ外構スタイルが最も開放度が低い外構スタイルになります。

〇オープン外構とは?

オープン外構とは一体どんな外構なのでしょうか?

オープン外構とは、門扉・門柱・外壁・フェンスが低かったり、敷地周りを門扉・門柱・外壁・フェンスで囲わない外構スタイルのことです。

簡単にいうと、道路と敷地の境界線がない外構のことになります。

〇オープン外構のメリット

オープン外構にはどんなメリットがあるのでしょうか?

こちらではオープン外構のメリットについてご紹介します。

❶解放感が演出できる

1つ目のメリットが「解放感が演出できる」ことです。

オープン外構とは、門扉・門柱・外壁・フェンスを設置しない外構です。

遮るものがないことから、人の流れが良くなり、解放感を演出することができます。

❷価格を安く抑えられる

2つ目のメリットが「価格を安く抑えられる」ことです。

オープン外構になると、門扉・門柱・外壁・フェンスなどのエクステリアの設置がありません。

そのため、玄関アプローチ、駐車場の土間、庭に資金を集中することができ、外構工事価格を安く抑えることができます。

❸日当たり・風通しが良くなる

3つ目のメリットが「日当たり・風通しが良くなる」ことです。

オープン外構は、門扉・門柱・外壁・フェンスなどがないことから、日当たり、風通しが良くなります。

よって、敷地内に湿気がこもりにくくなり、住宅が傷まず長持ちします。

❹リフォームがやりやすい

4つ目のメリットが「リフォームがやりやすい」ことです。

オープン外構は、門扉・門柱・外壁・フェンスなどが元々ないことから、これらのリフォームを考える必要がありません。

そのためカーポート、ウッドデッキ、テラスなどに資金を集中でき、リフォームがやりやすくなります。

❺侵入者を外部から発見しやすい

5つ目のメリットが「侵入者を外部から発見しやすい」ことです。

オープン外構は、道路から視界を遮るものがありません。

そのため道路を通行中の人から、敷地内を見やすく、不審者がいる時は発見しやすくなります。

〇オープン外構のデメリット

オープン外構にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

こちらではオープン外構のデメリットについてご紹介します。

❶住人のプライバシー確保が弱い

1つ目のデメリットが「住人のプライバシー確保が弱い」ことです。

オープン外構になると、道路から敷地内を遮るものがなく丸見えです。

そのため住人のプライバシーの確保が弱くなります。

❷敷地内への侵入が容易にできる

2つ目のデメリットが「敷地内への侵入が容易にできる」ことです。

敷地内が完全にフェンスなどで囲まれていると、侵入者は侵入を躊躇します。

ところがフェンスも何もないと、躊躇がなくなり、容易に侵入されてしまいます。

❸子供の急な飛び出しが起こる

3つ目のデメリットが「子供の急な飛び出しが起こる」ことです。

オープン外構は、敷地と道路に仕切りがありません。

そのため、子供が敷地内でボール遊びに夢中になっている時、ボールを追って道路に飛び出してしまうことがあります。

オープン外構の敷地内で、子供が遊んでいる時は保護者が監視をする必要があります。

❹道路の落ち葉・ゴミが飛ばされて入ってくる

4つ目のデメリットが「道路の落ち葉・ゴミが飛ばされて入ってくる」ことです。

道路には落ち葉・ゴミが落ちています。

外壁がある住宅であれば、落ち葉・ゴミは敷地内には入ってきません。

ところがオープン外構には外壁のような仕切りがないことから、落ち葉・ゴミが飛ばされて入ってきます。

❺エクステリアデザインを楽しめない

5つ目のデメリットが「エクステリアデザインを楽しめない」ことです。

オープン外構には、門扉・門柱・外壁・フェンスなどがありません。

外回りのエクステリアがないことから、エクステリアデザインを楽しめません。

まとめ

今回は オープン外構とは何か・スタイル・メリット・デメリット についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇外構とは主に土留(どどめ)め、擁壁(ようへき)、エクステリアの土台工事のこと、またエクステリアのこと

〇外構の3つのスタイルはオープン外構スタイル、クローズ外構スタイル、セミクローズ外構スタイル

〇オープン外構とは、門扉・門柱・外壁・フェンスが低かったり、敷地周りを門扉・門柱・外壁・フェンスで囲わない外構スタイルのこと

〇オープン外構のメリットは解放感が演出できる、価格を安く抑えられる、日当たり・風通しが良くなる、リフォームがやりやすい、侵入者を外部から発見しやすいの5点

〇オープン外構のデメリットは住人のプライバシー確保が弱い、敷地内への侵入が容易にできる、子供の急な飛び出しが起こる、道路の落ち葉・ゴミが飛ばされて入ってくる、エクステリアデザインを楽しめないの5点