外構工事の費用の相場をご存じでしょうか？

住宅を新築する時に、同時にやるのが外構工事です。

外構工事も住宅本体に劣らず、重要な工事になります。

できれば安く済ませたいところです。

では、外構工事の相場はいくらでしょうか。

今回は 外構工事の費用はどれくらいか・門扉・門柱・フェンスの相場 についてわかりやすくご紹介します。

〇外構工事とは？

外構工事といえば、住宅を新築する時に同時に行う工事です。

一般的に外構工事とは、敷地内の土台工事のことですが、エクステリア工事のことでもあります。

エクステリア工事とは、門扉・門柱・フェンスなどの取り付け工事のことです。

〇外構工事の目安とは？

外構工事は非常に重要な工事です。

ただし住宅本体に比べると、何をやるのかがわかりにくい工事です。

では、基本いくらでできるのでしょうか。

外構工事の目安は、基本は住宅本体工事のおよそ10％程度が目安といわれています。

また金額的には、およそ100～300万円程度が目安といわれています。

当然お金をかければかけるほど、良い外構ができます。

ただし、お金をかけすぎるとオーバースペックになり、資金が無駄になります。

外構工事はコストとパフォーマンスのバランスを比べて、ご自宅のスペックにぴったりと合った外構を設置しましょう。

〇外構工事は本体価格と施工費がかかる

外構工事には、本体価格と施工費の2つがかかります。

フェンスの設置を例にご説明します。

〇フェンスの設置に必要な価格

仮にフェンスを設置する場合、フェンス1枚が10.000円で、50枚購入するとフェンスの価格だけで500.000円かかります。

次に職人が2人がかりで、作業が2日かかると、1人20.000円×2人×2日で合計80.000円かかります。

フェンスの価格と職人の作業手当を合計すると、合計58.0000円かかる計算になります。

このように外構の各工事は見積もられます。

〇工事は施工面積が広く、距離が長くなるほど安くできる

外構工事は、施工面積が広く、距離が長くなるほど安くできます。

逆に施工面積が小さく、距離が短くなるほど割高になります。

その理由は、作業が増えるほど単調な作業が増えることから、安く作業することができるからです。

施工面積、施工距離が多い時は業者さんに割引の交渉をしてみることをおすすめします。

①門扉の相場

門扉（もんぴ）とは、門の扉のことです。

〇門扉の相場（本体価格のみ）

現在、住宅の門扉はアルミ製門扉が大半です。

➁門柱の相場

門柱（もんちゅう）とは、玄関前にある外塀（壁）のことです。

柱でなく、独立した外塀のことで、門扉を取り付ける役目があります。

門柱はあらゆる素材で造られています。

〇門柱の相場

設置する職人の費用は、1人1日約20.000円程度です。

➂玄関アプローチの相場

玄関アプローチとは、門扉と玄関をつなぐ通路のことです。

玄関アプローチは、玄関と並び、家の顔の部分です。

玄関アプローチの相場は、床材の㎡当たりの材料費と施工費込みの単価でご紹介します。

〇玄関アプローチの相場（㎡当たりの材料費と施工費込みの単価）

④フェンス周りの相場

フェンス周りとは、外壁に取り付けられたフェンスのことです。

敷地の周囲をフェンスで囲むと、防犯効果やプライバシー確保などのメリットがあります。

フェンスの素材には木製、アルミ、スチールなどが使われています。

〇フェンスの相場

設置する職人の費用は、1人1日約20.000円程度です。

まとめ

今回は 外構工事の費用はどれくらいか・門扉・門柱・フェンスの相場 についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇外構工事とは、敷地内の土台工事のことで、エクステリア工事のことでもある

〇外構工事の目安は、住宅本体工事のおよそ10％程度、または金額ベースでおよそ100～300万円程度が目安

〇外構工事には、本体価格と施工費がかかる

〇工事は施工面積が広く、距離が長くなるほど安くできる

①門扉の相場は10.000円以上からある（本体価格のみ）

➁門柱の相場は13.000円以上からある（本体価格のみ）

➂玄関アプローチの相場は㎡当たり5.000円以上からできる（㎡当たりの材料費と施工費込みの単価）

④フェンス周りの相場は1枚当たり3.000円以上からある（本体価格のみ）