2022/08/11

スモールガーデンとは?特徴・4タイプの庭・メリット・作るポイント

スモールガーデンに興味がありますか?

庭の中でも、小さなスペースがあれば作れるのが「スモールガーデン」です。

では、スモールガーデンとは一体どんなものなのでしょうか。

今回は スモールガーデンとは・特徴・4タイプの庭・メリット・作るポイント についてわかりやすくご紹介します。

〇スモールガーデンとは何か?

スモールガーデンとは一体どんなものでしょうか?

スモールガーデンとは、小庭のことです。

簡単にいうと、狭いスペースに庭としての機能を持たせていることをいいます。

〇スモールガーデンの特徴とは?

スモールガーデンには一体どんな特徴があるのでしょうか?

スモールガーデンには、次の7つの特徴があります。

〇スモールガーデンの7つの特徴

❶敷地の中の狭小スペースに作られている

❷キラッと光る存在感がある

❸主に使うためではなく、見せるための庭である

❹オーナーの遊び心を再現できる場所である

❺季節に応じて切り替えがしやすい

❻植物以外のモノでもディスプレイできる

❼ガーデンアイデアの見せどころである

〇4タイプの庭でスモールガーデンにおすすめな庭とは?

敷地に余裕がある場合には、4タイプの庭が作られます。

4タイプの庭は場所と特徴が異なります。

それぞれどんな庭なのでしょうか。

こちらでは4タイプの庭の中で、スモールガーデンにおすすめな庭についてご紹介します。

〇4タイプの庭

項目 説明
①前庭とは? 1つ目が「前庭(ぜんてい)」です。

前庭とは、門から玄関までの間にある庭のことです。

特徴は、常に通行人や訪問客の視覚に入ることです。

一般的に大がかりなデザインは施されませんが、ワンポイントで、インパクトがある庭にすることができます。

前庭は最もスモールガーデンにおすすめの庭です。

➁主庭とは? 2つ目が「主庭(しゅてい)」です。

主庭とは、住宅の主要居住部分に面して作られるメインの庭のことです。

主にリビング・応接室・ダイニングなどの正面に作られます。

特徴は、他の庭に比べると圧倒的に広い面積が確保されており、一般的には鑑賞用の樹木や草花を植えているか、または共有用の団らんスペースが作られています。

基本的に主庭はスモールガーデンには向きません。

ただし主庭自体が狭い場合は、スモールガーデンとして使うことができます。

➂中庭とは? 3つ目が「中庭(ちゅうてい・なかにわ)」です。

中庭とは、敷地の中で建物と建物に挟まれた場所にある庭のことです。

特徴は建物と建物の間にあるので、日当たりや風通しが悪いことです。

そのため、一般的な植物の生育には不向きなスペースといえます。

ただし中庭には、坪庭のように日光をあまり必要としない陰樹や天然石を用いたモニュメントの設置がおすすめです。

中庭のスペックは見せるための庭に向くので、スモールガーデンに向いています。

④裏庭とは? 4つ目が「裏庭(うらにわ)」です。

裏庭とは、建物を挟んで玄関と逆方向の場所にある庭のことです。

主に勝手口・台所・浴室などがある場所になります。

勝手口・台所・浴室など、住人にとってのプライベートルームがあることから、見せるための庭には向きません。

ただし、スモールガーデンは作れます。

こちらは住人のための花壇や家庭菜園などを作ることができます。

〇スモールガーデンのメリットとは?

スモールガーデンには一体どんなメリットがあるのでしょうか?

スモールガーデンには次の3つのメリットがあります。

〇スモールガーデンの3つのメリット

項目 説明
①狭小スペースを生かせる スモールガーデンは、狭小スペースを生かすことができます。

敷地には建物との関係で、狭小スペースが生まれることがあります。

狭小スペースだと、一般的に利用価値がありません。

ところがスモールガーデンであれば、狭小スペースに小さい庭を作るだけなので簡単に作ることができます。

➁アクセントがある空間を作れる スモールガーデンは、アクセントがある空間を作ることができます。

いい感じの庭が欲しいと思っている人であれば、庭にアクセントを入れたくなります。

ただしメインガーデンのように広いと、アクセント感は弱まります。

ところが通常、スモールガーデンは狭い場所に作られます。

そのため、アクセントが目立ち、存在感を発揮します。

➂小さいのでメンテナンスがラクにできる スモールガーデンは、小さいのでメンテナンスがラクにできます。

庭を作るデメリットになるのが、メンテナンスが必要になることです。

もし放っておくと、庭は樹木は伸び放題、雑草は生え放題になり、外部の人から見るとゴミ屋敷のように見えます。

そのためメンテナンスが必要になります。

ところがスモールガーデンにすることで、小さいのでメンテナンスがラクにできます。

〇スモールガーデンを作るポイント

スモールガーデンを作る時にはどんなポイントがあるのでしょうか。

スモールガーデンを作る時には次の3つのポイントがあります。

それぞれご紹介します。

〇スモールガーデンを作る3つのポイント

項目 説明
①キラリと光るワンポイントを入れる 1つ目のポイントが「キラリと光るワンポイントを入れる」ことです。

スモールガーデンなので、基本的にあれもこれもは盛り込めません。

訪問者が一目見て、目をとめるようなキラリと光るようなワンポイントを入れることで、存在感が出ます。

➁設置場所を生かす 2つ目のポイントが「設置場所を生かす」ことです。

スモールガーデンは、元々狭小スペースや不要な場所に間借りして小庭を作っています。

ある意味、デッドスペースに作られているようなものです。

設置場所を生かすことで、デッドスペースをアクティブスペースに好転させることができます。

➂建物価値を上げる 3つ目のポイントが「建物価値を上げる」ことです。

敷地内に何もなく、殺風景だと建物価値は下がります。

スモールガーデンを作ることで、人の目が集まり、人の興味と好感度が上がります。

好感度が上がると、建物価値が上がります。

ぜひ、スモールガーデンを作り、建物価値を上げましょう。

まとめ

今回は スモールガーデンとは・特徴・4タイプの庭・メリット・作るポイント についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇スモールガーデンとは、小庭のこと

〇スモールガーデンには7つの特徴がある

〇4タイプの庭

①前庭

➁主庭

➂中庭

④裏庭

〇スモールガーデンの3つのメリット

①狭小スペースを生かせる

➁アクセントがある空間を作れる

➂小さいのでメンテナンスがラクにできる

〇スモールガーデンを作る3つのポイント

①キラリと光るワンポイントを入れる

➁設置場所を生かす

➂建物価値を上げる