玄関前に目隠し!目隠しとは何か・設置する理由・種類!
エクステリア虎の巻玄関前には、どんな目隠しを設置したらよいのでしょうか?
戸建て住宅であれば玄関を開けた瞬間、道路側から家の中が見えてしまいます。
家の中が丸見えになると、通行人からのぞかれてしまいます。
そうなると防犯面に不安があります。
そんな時、通行人の視線を遮断してくれるのが「目隠し」です。
では、目隠しとはどんなもので、どんな種類があるのでしょうか。
今回は 玄関前に目隠し・目隠しとは何か・設置する理由・種類 についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇目隠しとは何か?
目隠しとは一体何でしょうか?
目隠しとは、部外者から見えないようにする仕切りのことです。
通常は、建物の開口部(人が出入りできる場所)に設置されます。
連続性のある目隠しになると、囲い・塀・柵・フェンスになります。
〇目隠しが設置される場所とは?
目隠しは建物のどこに設置されるのでしょうか?
一般的には、玄関前・勝手口の前・窓の前などのように、建物の中がのぞかれそうな場所に設置されます。
〇玄関前に目隠しをする理由とは?
住宅の玄関前には、目隠しが設置されています。
一体なぜ設置されているのでしょうか?
設置されている理由は次の4つのいずれかです。
①通行人に家の中をのぞかれないようにするため
1つ目の理由が「通行人に家の中をのぞかれないようにするため」です。
通行人から、家の中の様子をのぞかれると、正直良い気持ちは起こりません。
人によっては、不快になる人もいることでしょう。
一般的に戸建て住宅の玄関は地上階にあります。
そうなると玄関扉を開けた時に、通行人に家の中をのぞかれることがあります。
ところが玄関前に目隠しを設置することで、家の中をのぞかれないようにすることができます。
➁目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる
2つ目の理由が「目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる」からです。
玄関前に目隠しがあるだけで、一定の防犯効果を期待できます。
目隠しがあることで「中の様子は絶対見せない!」と、部外者に心理的な警告を呼びかけることができます。
もし目隠しがないと「自由に中をのぞいてください!」という、間違ったメッセージを送ってしまうこともあります。
➂住人の急な飛び出しを防止するため
3つ目の理由が「住人の急な飛び出しを防止するため」です。
注意力が散漫な小さな子ども、注意力が落ちている高齢者がいる家庭では、道路側への急な飛び出しをやってしまうことがあります。
出かけることに、頭の中がいっぱいになるからです。
そんな時、玄関前に目隠しがあることで、取りあえず一旦止まるようになります。
もし、目隠しがなければ、いつかは大事故が起きるかもしれません。
④家のグレードをあげるため
4つ目の理由が「家のグレードをあげるため」です。
玄関前に、最新の目隠しを設置することで、通行人や近所の人から一目おいてもらえます。
最新の目隠しは、機能性やデザイン性が高く、設置することで家のグレードをあげることができます。
〇玄関前の目隠しの種類とは?
玄関前の目隠しには一体どんな種類があるのでしょうか?
主に次の5つの種類があります。
①化粧ブロック
1つ目が「化粧ブロック」です。
化粧ブロックとは、見た目をおしゃれにしたブロックのことです。
機能性・強度は普通ブロックとほぼ同じくらいあります。
特徴は色粉や骨材などを使って表面に色がついており、縦目・横目などのデザインが施されています。
化粧ブロックを玄関前の目隠しに使うと、気品がある家に見えます。
➁レンガ
2つ目が「レンガ」です。
レンガとは、粘土や泥を焼き固めた建築素材のことです。
レンガを玄関前の目隠しで使うと温かみがあり、クラシカルで、アンティーク調の住宅を演出することができます。
鋳物型の門扉と組み合わせることで、洋風な玄関先のイメージを演出することができます。
➂スリットフェンス角柱
3つ目が「スリットフェンス角柱」です。
スリットフェンス角柱とは、表面に木目調のラッピングアートが施された、アルミ製の角柱のことです。
スリットとは、切れ目やすき間という意味があります。
使い方は玄関前に角柱を数センチ間隔で立てます。「角柱・すき間」の繰り返しで、おしゃれな目隠しにすることができます。
アルミ製なので、長くもってくれます。
④ボーダーフェンス
4つ目が「ボーダーフェンス」です。
ボーダーフェンスとは、横格子フェンスのことです。
横格子とは、横に広目の板材が取り付けられている格子のことです。
素材は、アルミや木材などで造られます。
⑤竹垣フェンス
5つ目が「竹垣フェンス」です。
竹垣フェンスとは、自然竹を素材にして竹組をしたフェンスのことです。
通常、和風住宅によく採用されています。
まとめ
今回は 玄関前に目隠し・目隠しとは何か・設置する理由・種類 についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇目隠しとは、部外者から見えないようにする仕切りのこと
〇目隠しは、玄関前・勝手口の前・窓の前などのように、建物の中がのぞかれそうな場所に設置される
〇玄関前に目隠しをする理由
・通行人に家の中をのぞかれないようにするため
・目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる
・住人の急な飛び出しを防止するため
・家のグレードをあげるため
〇玄関前の目隠しの種類
・化粧ブロック
・レンガ
・スリットフェンス角柱
・ボーダーフェンス
・竹垣フェンス