2022/03/25

玄関前に目隠し!目隠しとは何か・設置する理由・種類!

玄関前には、どんな目隠しを設置したらよいのでしょうか?

戸建て住宅であれば玄関を開けた瞬間、道路側から家の中が見えてしまいます。

家の中が丸見えになると、通行人からのぞかれてしまいます。

そうなると防犯面に不安があります。

そんな時、通行人の視線を遮断してくれるのが「目隠し」です。

では、目隠しとはどんなもので、どんな種類があるのでしょうか。

今回は 玄関前に目隠し・目隠しとは何か・設置する理由・種類 についてわかりやすくご紹介します。

〇目隠しとは何か?

目隠しとは一体何でしょうか?

目隠しとは、部外者から見えないようにする仕切りのことです。

通常は、建物の開口部(人が出入りできる場所)に設置されます。

連続性のある目隠しになると、囲い・塀・柵・フェンスになります。

〇目隠しが設置される場所とは?

目隠しは建物のどこに設置されるのでしょうか?

一般的には、玄関前・勝手口の前・窓の前などのように、建物の中がのぞかれそうな場所に設置されます。

〇玄関前に目隠しをする理由とは?

住宅の玄関前には、目隠しが設置されています。

一体なぜ設置されているのでしょうか?

設置されている理由は次の4つのいずれかです。

①通行人に家の中をのぞかれないようにするため

1つ目の理由が「通行人に家の中をのぞかれないようにするため」です。

通行人から、家の中の様子をのぞかれると、正直良い気持ちは起こりません。

人によっては、不快になる人もいることでしょう。

一般的に戸建て住宅の玄関は地上階にあります。

そうなると玄関扉を開けた時に、通行人に家の中をのぞかれることがあります。

ところが玄関前に目隠しを設置することで、家の中をのぞかれないようにすることができます。

➁目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる

2つ目の理由が「目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる」からです。

玄関前に目隠しがあるだけで、一定の防犯効果を期待できます。

目隠しがあることで「中の様子は絶対見せない!」と、部外者に心理的な警告を呼びかけることができます。

もし目隠しがないと「自由に中をのぞいてください!」という、間違ったメッセージを送ってしまうこともあります。

➂住人の急な飛び出しを防止するため

3つ目の理由が「住人の急な飛び出しを防止するため」です。

注意力が散漫な小さな子ども、注意力が落ちている高齢者がいる家庭では、道路側への急な飛び出しをやってしまうことがあります。

出かけることに、頭の中がいっぱいになるからです。

そんな時、玄関前に目隠しがあることで、取りあえず一旦止まるようになります。

もし、目隠しがなければ、いつかは大事故が起きるかもしれません。

④家のグレードをあげるため

4つ目の理由が「家のグレードをあげるため」です。

玄関前に、最新の目隠しを設置することで、通行人や近所の人から一目おいてもらえます。

最新の目隠しは、機能性やデザイン性が高く、設置することで家のグレードをあげることができます。

〇玄関前の目隠しの種類とは?

玄関前の目隠しには一体どんな種類があるのでしょうか?

主に次の5つの種類があります。

①化粧ブロック

1つ目が「化粧ブロック」です。

化粧ブロックとは、見た目をおしゃれにしたブロックのことです。

機能性・強度は普通ブロックとほぼ同じくらいあります。

特徴は色粉や骨材などを使って表面に色がついており、縦目・横目などのデザインが施されています。

化粧ブロックを玄関前の目隠しに使うと、気品がある家に見えます。

➁レンガ

2つ目が「レンガ」です。

レンガとは、粘土や泥を焼き固めた建築素材のことです。

レンガを玄関前の目隠しで使うと温かみがあり、クラシカルで、アンティーク調の住宅を演出することができます。

鋳物型の門扉と組み合わせることで、洋風な玄関先のイメージを演出することができます。

➂スリットフェンス角柱

3つ目が「スリットフェンス角柱」です。

スリットフェンス角柱とは、表面に木目調のラッピングアートが施された、アルミ製の角柱のことです。

スリットとは、切れ目やすき間という意味があります。

使い方は玄関前に角柱を数センチ間隔で立てます。「角柱・すき間」の繰り返しで、おしゃれな目隠しにすることができます。

アルミ製なので、長くもってくれます。

④ボーダーフェンス

4つ目が「ボーダーフェンス」です。

ボーダーフェンスとは、横格子フェンスのことです。

横格子とは、横に広目の板材が取り付けられている格子のことです。

素材は、アルミや木材などで造られます。

⑤竹垣フェンス

5つ目が「竹垣フェンス」です。

竹垣フェンスとは、自然竹を素材にして竹組をしたフェンスのことです。

通常、和風住宅によく採用されています。

まとめ

今回は 玄関前に目隠し・目隠しとは何か・設置する理由・種類 についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇目隠しとは、部外者から見えないようにする仕切りのこと

〇目隠しは、玄関前・勝手口の前・窓の前などのように、建物の中がのぞかれそうな場所に設置される

〇玄関前に目隠しをする理由

・通行人に家の中をのぞかれないようにするため

・目隠しで一旦ブロックすることで心理的な防犯効果が期待できる

・住人の急な飛び出しを防止するため

・家のグレードをあげるため

〇玄関前の目隠しの種類

・化粧ブロック

・レンガ

・スリットフェンス角柱

・ボーダーフェンス

・竹垣フェンス