2022/03/01

土間コンクリートでおしゃれな外構!モルタル・生コン・プレキャスト

外構をコンクリートにされる予定ですか?

もし外構が土のままだと、雑草が生えたり、ぬかるみができたりします。

そうなると歩くことも、車を停めるのも面倒になります。

そんな時におすすめするのが「外構のコンクリート化」です。

地面をコンクリートにすることで、住人が歩きやすくなったり、車を停めやすくなります。

また、掃除も簡単にすることができます。

では、コンクリートとはどんなものでしょうか

今回は 土間コンクリートでおしゃれな外構・モルタル・生コン・プレキャスト についてわかりやすくご紹介します。

〇外構とは何か?

外構とは何でしょうか?

外構とは、敷地内の住宅の本体以外の部分のことをいいます。

具体的には門扉・門柱・玄関アプローチ・フェンス・カーポート・庭などです。

外構にある「土間コンクリート」も外構の一部になります。

〇コンクリートとは何か?

コンクリートとは一体何でしょうか?

コンクリートとは、セメント・水・骨材(砂+砂利)の4つの材料を混ぜて、固めて造る人工の石のことです。

外構では主に土間コンクリートに使われます。

〇モルタルとは何か?

モルタルとは一体何でしょうか?

モルタルとは、セメント・砂・水の3つの材料を練り混ぜて、固めて造る人工の石・すき間材のことです。

ただし、コンクリートほどの強度はありません。

モルタルも外構工事で良く使われる材料の1つです。

外構工事ではレンガ・ブロックの目地材、タイルの下地材、コンクリートのすき間補修材、床の勾配などとして使われます。

例えるとコンクリートが主役で、モルタルが名脇役の関係です。

〇セメントペーストとは何か?

セメントペーストとは一体何でしょうか?

セメントペーストとは、水とセメントの2つの材料を練り混ぜたものです。主にすき間補修材として使われます。

ただし強度は、モルタルほどもありません。

セメントペーストも外構工事で良く使われる材料の1つです。

外構工事ではペースト状のまま使用し、タイルの目地材、モルタルのヒビ割れの補修材、コンクリートの割れ目の補修材として使われます。

〇なぜコンクリートは固まるのか?

なぜコンクリートは固まるのでしょうか?

コンクリートが固まる流れは次の通りです。

❶コンクリートの主要成分であるセメントと水が混ざることで反応が起こる

❷反応後、新しい化合物に変わる

❸新しい化合物の中にある砂・砂利などの骨材同士が結びつき、時間をかけてゆっくりと固まっていく

❹完全に固まるとコンクリートになる

〇コンクリート打設とは何か?

コンクリート打設とは一体何でしょうか?

コンクリート打設とは、生コンクリートを枠の中に流し込む作業のことです。

「打設(だせつ)」といわれている理由は、生コンクリートを型枠の中に流し込む時、ハンマーで型枠を叩いたりしたことに由来します。

ただし現在ではハンマーで叩くことよりも、バイブレータを使って振動で流し込んでいます。

〇土間コンクリートとは何か?

土間コンクリートとは一体何でしょうか?

土間コンクリートとは、住宅の外構の地面をコンクリートで舗装することをいいます。

通称「土間コン」といいます。

一般的に玄関アプローチ・テラスデッキ・カーポート・サイクルポート・ウッドデッキの床下・犬走りなどに土間コンクリートが施工されます。

地面を土間コンクリートにするメリットは、水たまり・ぬかるみがなくなり、雑草が生えず、地面がずっとフラット床面のままでいられることです。

また土間コンクリートは、円・三角・四角・曲線などのあらゆる形状に対応でき、自由自在にコンクリート床面を造ることができます。

〇外構に使われるコンクリートとは?

外構には一体どんなコンクリートが使われているのでしょうか?

主に次の3つのコンクリートが使われています。

❶レディーミクストコンクリート

1つ目が「レディーミクストコンクリート」です。

レディーミクストコンクリートとは「生コン」のことです。

生コンとはコンクリート工場で、セメント・水・骨材(砂+砂利)の4つの材料を混ぜ、ミキサー車に載せて、建設現場に運び、打設するコンクリートのことです。

生コンは大変便利です。

ただしタイムリミットがあります。

外気温が25℃以下であれば120分以内、25℃を超える場合は90分以内という「絶対の制約」があります。

これ以上長くなると、ミキサー車の中で固まり、現場打設ができなくなります。

❷現場練りコンクリート

2つ目が「現場練り(げんばねり)コンクリート」です。

現場練りコンクリートとは、現場で材料を混ぜて作るコンクリートのことです。

ミキサー車がタイムリミット以内にこれない遠隔地の時に現場練りがされます。

❸プレキャストコンクリート

3つ目が「プレキャストコンクリート」です。

プレキャストコンクリートとは、工場であらかじめ製造したコンクリート製品のことです。

簡単にいうと既製品です。

外構では、土留め止めや擁壁などに使われます。

まとめ

今回は 土間コンクリートでおしゃれな外構・モルタル・生コン・プレキャスト についてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

〇外構とは、敷地内の住宅の本体以外の部分のこと

〇コンクリートとは、セメント・水・骨材(砂+砂利)の4つの材料を混ぜて、固めて造る人工の石のこと

〇モルタルとは、セメント・砂・水の3つの材料を練り混ぜて、固めて造る人工の石・すき間材のこと

〇セメントペーストとは、水とセメントの2つの材料を練り混ぜたすき間補修材のこと

〇コンクリートが固まる流れは、セメントと水が混ざり、反応が起こり、新しい化合物に変わり、砂・砂利などが結びつき、時間をかけて固まるから

〇コンクリート打設とは、生コンクリートを型枠の中に流し込む作業のこと

〇土間コンクリートとは、住宅の外構の地面をコンクリートで舗装すること

〇外構に使われるコンクリートとは、レディーミクストコンクリート、現場練りコンクリート、プレキャストコンクリートの3つ