外構に植栽する庭木とは?庭木のメリット・選ぶポイント!
エクステリア虎の巻家の外構にはどんな庭木がおすすめなのでしょうか?
ある程度の広さの庭があれば、庭木の植栽を検討されることでしょう。
できれば好みの庭木を植えたいところです。
では、庭木にはどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は 外構に植栽する庭木とは・庭木のメリット・選ぶポイント についてわかりやすくご紹介します。
目次
〇外構とは何か?
外構とは、どの部分のことでしょうか?
外構とは、敷地内の住宅の本体以外の部分のことをいいます。
具体的には門扉・門柱・玄関アプローチ・フェンス・ウッドデッキ・庭などです。
〇植栽・植樹・植林の違いとは?
樹木を植えることを植栽・植樹・植林といいます。
では、植栽・植樹・植林は何が違うのでしょうか?
3つの違いを簡単にご紹介します。
❶植栽(しょくさい)
植栽とは、一般的に住宅の敷地内に樹木や草花を植えることをいいます。
主に門まわり・玄関まわり・庭まわり・塀まわりなどに植えられます。
❷植樹(しょくじゅ)
植樹とは、一般的にボランティアや記念の意味で、公園など公共の場所に樹木や草花を植えることをいいます。
❸植林(しょくりん)
植林とは、一般的に産業目的に使うために樹木を山に植えることをいいます。
〇庭木とは何か?
庭木とは何でしょうか?
庭木とは、一般的には庭に植える樹木のことをいいます。
通常は、苗木か、ある程度成長した状態(1m程度)で庭に植えられます。
〇外構に庭木を植栽するメリットとは?
なぜ、外構に庭木を植栽するのでしょうか?
主に次の7つのメリットから植栽します。
❶目隠し効果
1つ目のメリットが「目隠し効果」です。
目隠し効果とは、庭木をフェンスや塀の代わりに使い、通行人から敷地内の様子を見せないようにすることです。
フェンスや塀であれば、若干圧迫感があります。
それに対し庭木であれば、圧迫感がうすれ、自然を装うことができます。
❷庭の見栄えをアップできる
2つ目のメリットが「庭の見栄えをアップできる」ことです。
庭の見栄えをアップできるとは、人気の庭木を植栽することで、周囲の人からの
注目を集めることです。
おしゃれで、話題の庭木を植栽することで、庭の見栄えは一気にアップします。
❸家のシンボルツリーになる
3つ目のメリットが「家のシンボルツリーになる」ことです。
シンボルツリーとは、その家の顔になる樹木のことです。
例えると「イチョウの木がある家」「桜の木がある家」など、近所の人からおなじみの庭木になります。
家のシンボルツリーがあると、何かのたびに庭木の話ができ、ご近所と交流がうまれます。
❹西日対策
4つ目のメリットが「西日対策」です。
西日対策とは、真夏や残暑の夕方の強烈な西日を遮ってくれる樹木として使うことです。
最近の夏の日差しには容赦がありません。
住宅が西日を浴び続けると、夜間になっても中々室温が下がりません。
庭木を植栽することで、住宅内に直に西日が当たらないように遮ってくれ、涼しさを感じさせてくれます。
❺防風対策
5つ目のメリットが「防風対策」です。
防風対策とは、庭木に暴風を遮ってもらい、住宅を守ってもらうことです。
縦に伸び、幹が太い樹木であれば、防風林代わりになってくれます。
大事な住宅を暴風から守ってくれることでしょう。
❻癒しになってくれる
6つ目のメリットが「癒しになってくれる」ことです。
庭木には、癒しの効果があります。
庭木に囲まれることで、身心がリラックス・リフレッシュすることができます。
❼庭のレイアウト
7つ目のメリットが「庭のレイアウト」です。
庭のレイアウトとは、庭木の種類を変えることで、各場所によってイメージを変えることです。
例えると桜とイチョウでは全く違うので、同じ庭の中に別々の空間を造ることができます。
〇外構の植栽を選ぶポイントとは?
外構の植栽は、どんなポイントで選べば良いのでしょうか?
主に次の5つのポイントで選ぶことをおすすめします。
❶手入れが簡単な庭木
1つ目のポイントが「手入れが簡単な庭木」です。
手入れが簡単な庭木であれば、たまに茂ってきた時にだけ手入れをすれば済みます。
逆に手入れが面倒な庭木を植えると、何度も手入れをする必要があり大変です。
❷成長が早くない庭木
2つ目のポイントが「成長が早くない庭木」です。
成長が早いと、あっという間に伸びてしまいます。
場合によっては、数年放っておいたばっかりに届かなくなることもあります。
できるだけ成長が早くない庭木を選びましょう。
❸葉が落ちない庭木
3つ目のポイントが「葉がおちない庭木」です。
落葉樹を植栽すると、葉が落ちます。
放ったらかすと、庭中が枯れ葉だらけになります。
できれば葉が落ちない常緑樹を植栽することをおすすめします。
❹病気に強い庭木
4つ目のポイントが「病気に強い庭木」です。
庭木も病気に強い木、弱い木に分かれます。
病気に弱い木だとすぐに枯れてしまい、また別の木を植栽しなければなりません。
できるだけ病気に強い庭木をおすすめします。
❺風に強い庭木
5つ目のポイントが「風に強い庭木」です。
風に弱い木だと、大風のたびに枝が折れ、葉が散ります。
毎回、後始末が大変になるので、風に強い庭木を選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回は 外構に植栽する庭木とは・庭木のメリット・選ぶポイント についてご紹介しました。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
〇外構とは、敷地内の住宅の本体以外の部分のこと
〇植栽とは、一般的に住宅の敷地内に樹木や草花を植えること
〇植樹とは、一般的にボランティアや記念の意味で、公園など公共の場所に樹木や草花を植えること
〇植林とは、一般的に産業目的に使うために樹木を山に植えること
〇庭木とは、一般的に庭に植える樹木のこと
〇外構に庭木を植栽するメリットとは、目隠し効果、庭の見栄えをアップできる、家のシンボルツリーになる、西日対策、防風対策、癒しになってくれる、庭のレイアウトの7点
〇外構の植栽を選ぶポイントとは、手入れが簡単な庭木、成長が早くない庭木、葉が落ちない庭木、病気に強い庭木、風に強い庭木の5点